ホームページ制作会社の選び方|見積もり前に聞くべき7つの質問

ホームページ制作会社を選ぶとき、いちばん大事なのは「見積もりをもらう前に、7つの質問をする」ことです。総額、含まれるもの、納期、修正回数、公開後の更新、解約と譲渡、実物を見られるか。この7つを聞けば、あとで「こんなはずじゃなかった」がほぼなくなります。この記事では、質問の中身と、相性の見極め方、依頼先のタイプごとの違いを説明します。
結論:デザインより先に「条件」を聞く
多くの人は、制作会社を選ぶとき「デザインがきれいか」から見ます。それも大事です。でも、トラブルになるのはデザインではなく、お金・期間・権利の話がほとんどです。
だから順番は、条件を聞く → 実物を見る → 相性を確かめる。この順で進めると、失敗しにくくなります。
見積もり前に聞くべき7つの質問
メモして、そのまま聞いてください。答えが返ってこなかったり、あいまいだったりしたら、それ自体が判断材料です。
1. 「総額はいくらですか?」
初期費用だけでなく、月額や年額を含めた総額を聞きます。「初期○万円、あとは月○円」と言われたら、自分で何年分かを計算してください。
2. 「その金額に、何が含まれますか?」
ページ数、スマホ対応、サーバー代、SSL、お問い合わせフォーム、写真の用意。含まれるもの・含まれないものを、紙で出してもらうのがいちばん確実です。
3. 「納期はいつですか?」
「素材がそろってから何日」という形で聞きます。あわせて、自分が何を用意すればいいかも聞いておきましょう。写真と文章が遅れると、納期も遅れます。
4. 「修正は何回までできますか?」
制作中の修正回数に上限があるのか、超えたらいくらか。ここが決まっていないと、「もう1回直して」が言いにくくなります。
5. 「公開したあとの更新は、誰が、いくらでやりますか?」
ホームページは公開してからが長いです。自分で更新できる仕組みか、頼むなら1回いくらか、月額に含まれるか。ここが決まっていないと、サイトはすぐに古くなります。
6. 「解約したら、サイトはどうなりますか?」
やめたときにサイトが消えるのか、データとドメインを引き継げるのか。所有権の話です。契約書に書いてあるかも確認してください。
7. 「実物を見せてもらえますか?」
デザインのサンプル画像ではなく、実際に動いているサイトを見せてもらいます。スマホで開いて、ボタンを押して、フォームを見てみる。それでだいたい分かります。
ポイント 7つ全部に、はっきり答えが返ってくる会社なら、大きなトラブルはまず起きません。あいまいな答えが多いほど、あとで困る可能性が高くなります。
相性を見極める2つのサイン
条件がそろっていても、「なんか話しにくい」会社だと、長く続きません。相性は、次の2つで見えてきます。
返信の速さ
問い合わせへの返事が、1〜2営業日で来るか。これは制作が始まってからの対応スピードとだいたい同じです。最初に遅い会社が、あとから速くなることはほぼありません。
専門用語を使わずに説明してくれるか
「ドメイン」「サーバー」「CMS」と言われて、分からないまま進めてしまうと、あとで必ず困ります。こちらが分かる言葉で言い直してくれるか。これは、お客さんの立場で考えてくれるかどうかの、いちばん分かりやすいサインです。
大手・フリーランス・サブスク型の違い
依頼先は、大きく3タイプあります。どれが良い悪いではなく、向いている人が違います。
| タイプ | 向いている人 | 気をつける点 |
|---|---|---|
| 大手の制作会社 | 大きなサイト、複雑な機能がほしい | 費用は高めになりやすい。担当が変わることも |
| フリーランス | 細かく相談しながら作りたい | 連絡が取れなくなるリスクを確認。公開後の体制も |
| サブスク型(月額) | 初期費用を抑えて、更新しながら使いたい | 契約期間・総額・解約時の扱いを必ず確認 |
小さな会社やお店なら、5ページくらいのサイトを、更新しながら長く使う形がほとんどです。その場合、フリーランスかサブスク型が候補になりやすいです。
費用の相場感は、制作費用の相場の記事と月額費用の相場の記事で、幅を持たせて書いています。
うちの場合、7つの質問にこう答えます
参考までに、LEGACRAFTに同じ質問をしたときの答えを書いておきます。
- 総額:制作費0円、月額2,980円(税込)、24ヶ月契約で総額71,520円
- 含まれるもの:5ページ程度の制作、スマホ対応、WordPress、サーバー費用・常時SSL、お問い合わせフォーム、Googleマップ・SNSリンク、基本SEO設定、LINEサポート。実費はドメイン代(年額)のみ
- 納期:素材がそろってから14日間
- 修正回数:制作中も公開後も回数無制限
- 公開後の更新:月額に含まれ、追加料金なし。WordPressなので自分でも更新できる
- 解約・譲渡:途中解約は原則不可。24ヶ月たったらサイト一式を完全譲渡。希望すれば同じ月額で保守継続も可
- 実物:制作例を6件公開中(架空企業を想定した自主制作サンプルです)
EC・予約システム・多言語など大きな機能は、別途見積もりです。細かい点はよくある質問と制作の流れにまとめています。
契約前に、もうひとつだけ
最後に、どの会社に頼むとしても守ってほしいことがあります。
口頭の説明だけで決めず、契約書か申込内容を文字で残す。 「言った・言わない」は、一番つらいトラブルです。LINEやメールのやり取りを残しておくだけでも、ずいぶん違います。
まとめ
- デザインより先に「条件」を聞く
- 7つの質問:総額・含まれるもの・納期・修正回数・更新費用・解約と譲渡・実物
- 相性は「返信の速さ」と「専門用語を使わないか」で見る
- 大手・フリーランス・サブスク型は、向いている人が違う
- 契約前に、やり取りを文字で残す
「この会社に聞いた答え、どう思う?」という相談でもかまいません。LINEで送ってもらえれば、正直に感想を言います。うちに決めなくて大丈夫です。


