ホームページ作成に補助金は使える?|待つ前に知っておきたい考え方

ホームページ作成に使える補助金は、あります。ただし、「待っていれば安く作れる」と考えると、だいたい遅れます。条件は年度ごとに変わり、申請には手間と時間がかかり、通らないこともあり、お金は後払いが基本です。この記事では、補助金の「仕組みの一般論」と、「補助金ありき」で動かないための考え方をまとめます。制度の最新条件は、必ず中小企業庁などの公式情報や、専門家に確認してください。
結論:補助金は「あれば助かるもの」であって「前提」にしない
先に結論です。補助金は、もらえればもちろん助かります。でも、ホームページを作るかどうかの前提にしないほうがいい、とうちは考えています。
理由は3つです。
- 申請から入金まで、数ヶ月単位の時間がかかることが多い
- 申請しても採択されないことがある
- その間、ホームページがない状態が続き、機会を逃す
「補助金が決まったら作ろう」と考えているうちに、半年たっていた。そんな話はめずらしくありません。
ホームページに使われることがある補助金の種類
名前だけ知っておくと、情報が入ってきやすくなります。ホームページ制作との関係でよく話題にのぼるのは、次のような制度です。
- 小規模事業者持続化補助金:販路開拓(お客さんを増やす取り組み)を支援する制度
- IT導入補助金:業務を効率化するITツールの導入を支援する制度
ここで大事なのは、どちらも内容が年度によって変わるということです。「ホームページが対象になるか」「いくらまで出るか」「いつ締め切りか」は、その年の公募要領を見ないと分かりません。この記事では金額や締切は書きません。書いた瞬間に古くなるからです。
知っておきたい「補助金のクセ」5つ
補助金には、初めての人がつまずきやすいクセがあります。
1. 後払いが基本
多くの補助金は、先に自分でお金を払い、あとから一部が戻ってくる形です。手元の資金はいったん必要になります。
2. ホームページ単体では対象外のことがある
「ホームページを作りたい」だけでは認められず、「どうやってお客さんを増やすか」という計画の一部として位置づける必要がある制度もあります。年度によっては、ホームページ関連の費用に上限や制限がつくこともあります。
3. 書類の手間が大きい
事業計画書、見積書、実績報告書など、書くものが多いです。慣れていないと、本業の時間がけずられます。
4. 採択されないこともある
申請すれば必ずもらえるわけではありません。審査があり、落ちることもあります。
5. 採択後にもルールがある
「いつまでに発注する」「この形で報告する」など、採択後も守ることがあります。ここを外すと、もらえなくなることもあります。
「補助金ありき」で動くと起きること
補助金を前提にすると、2つの困ったことが起きがちです。
ひとつ目は、スタートが遅れること。 公募を待ち、申請し、結果を待ち、発注し、作る。ホームページが公開されるのは、思い立ってから半年以上あと、ということもあります。
ふたつ目は、必要以上に高いプランを選びがちなこと。 「どうせ補助が出るなら」と、使わない機能まで入れてしまう。でも補助金は後払いで、しかも全額ではありません。結局、自分の負担も大きくなります。
小さな会社に必要なのは、まず5ページくらいのきちんとしたサイトです。個人事業主にホームページが必要な理由でも書きましたが、「ある」ことがまず大事です。
制作費0円なら、補助金を待たずに始められる
うちの場合は、制作費が0円で、月額2,980円(税込)の24ヶ月契約です。まとまった初期費用がかからないので、補助金の結果を待たずに、今月から始められます。
総額は71,520円。制作費として一度に払う金額がないので、「補助金で初期費用をまかなう」という発想そのものが不要になります。詳しい内訳は料金ページにあります。
もちろん、「補助金を使って、もっと大きなサイトを作りたい」という方もいます。それはそれで良い選択です。ただ、まず動ける形で始めて、補助金は出たらラッキーくらいに考えるのが、小さな会社には合っていると思います。
補助金を検討するなら、確認する順番
それでも補助金を検討したい方は、この順番で確認するとムダが少ないです。
- 今年度の公募があるか(公式サイトで確認)
- ホームページ費用が対象に含まれるか(公募要領を読む)
- 自分の事業の形が対象か(個人事業主か法人か、業種など)
- 商工会・商工会議所や専門家に相談する(申請のサポートを受けられることがあります)
ポイント この記事は一般的な考え方の整理です。補助金の金額・締切・対象条件は年度で変わります。最新の情報は中小企業庁などの公式情報や、税理士・中小企業診断士などの専門家に必ず確認してください。
まとめ
- 補助金は「あれば助かる」ものであって、作る前提にしない
- 制度名は知っておくと便利だが、条件は年度で変わる
- 後払い・手間・不採択・単体では対象外、というクセがある
- 補助金ありきだと、遅れる・高いプランを選びがち
- 制作費0円のプランなら、補助金を待たずに始められる
「うちの場合、補助金と月額、どっちが合う?」といった相談も、LINEで気軽にどうぞ。無理にすすめることはしません。


